就労継続支援B型とは
就労継続支援B型とは、障害者総合支援法における就労系障害福祉サービスのひとつであり、厚生労働所ホームページでは
「一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。」
とされています。
個人の事情に合わせて無理のない自分のペースで働くことができることがメリットとしてあげられます。
雇用契約を結ぶわけではないので、成果物に対しては「賃金」ではなく「工賃」が支払われます。
- 体調が不安定
- なかなか仕事が続かない
- 就職したいけどどうすればよいかわからない
- なかなか就職できない
これらが当てはまる場合は就労継続支援B型事業所で就労に必要な能力を育むのも良いかもしれません。
就労継続支援B型の対象者
就労継続支援B型の利用対象者は厚生労働省によって、以下のように定義されています。
- ① 就労経験がある者であって、年齢や体力の面で 一般企業に雇用されることが困難となった者
- ② 就労移行支援事業を利用(暫定支給決定に おける利用を含む)した結果、本事業の利用 が適当と判断された者
- ③ ①、②に該当しない者で、50歳に達してい る者、又は障害基礎年金1級受給者
- ④ ①、②、③に該当しない者で、協議会等からの意 見を徴すること等により、一般就労への移行等が 困難と市町村が判断した者
- (平成27年3月末までの経過措置)
年齢制限がないことや、必ずしも障害を持っていないと対象とならないわけではないのがポイントと言えるでしょう。
ご自身が該当するかどうかわからないといった場合にもまずはご相談ください。